小田原城北ロータリークラブ会報 第1941号(2022年6月7日発行)
【R.I. 2780地区ガバナー】田島 透
【第9グループガバナー補佐】木村 隆也
【副会長】本多 純二
【幹 事】須藤 公司
【副幹事】荒木 実
【会場監督】荻野 善明
本日の例会:通常例会(第2168回)
日時:2022年6月7日
司会:荒木 実 副幹事
12:30~ | 開会点鐘:柳井渉 会長 ロータリーソング「奉仕の理想」 スピーカー及びビジター紹介 慶時祝福 会長挨拶 幹事・委員会報告 出席・ニコニコ箱報告 |
13:00~ | 卓話 |
13:30 | 閉会点鐘 柳井渉 会長 |
【今後の例会・卓話スケジュール】
第2167回例会報告(2022年5月31日分)
年月日 | 会員数 | 出席 | M.U | 出席率 |
---|---|---|---|---|
5月3日 | 45(38) | 19 | 0 | 53.66% |
5月24日 | 45(38) | 17 | 0 | 52.38% |
5月17日 | 45(38) | 27 | 0 | 73.17% |
【欠席者】上田博和、大野英明、長田英一、富田浩一郎、須賀朋之、高瀬美穂、松本雅宏、澤田大佑、黄金井豊、村上公規、市川勇太、加藤長治、田嶋宗之、野々垣博紀、長田健吾、平野貴洋、曽根友基、 山田浩嗣、太田祥子
【今回メーキャップ】松本雅宏、RA例会
【前回メーキャップ】なし
【前々回メーキャップ】
ニコニコ箱
年月日 | ニコニコ箱 | 累計 | 目標 |
---|---|---|---|
5月31日 | 14,000 | 536,000 | 1,000,000 |
5月24日 | 9,100 | 522,100 |
「幹事報告」(須藤幹事)
- 6月21日は最終例会となっております。本日が出欠席の締め切り日となっております。まだ返信していないメンバーの方は本日中にご返信ください。
- 次週6月7日は今年度及び次年度の理事会がございます。理事メンバー皆様はご出席の程よろしくお願いします。
会員ニコニコ
おかげ様で父友徳の一周忌も5月5日におこなえました。城北RCの皆様に感謝いたします。
柳井渉さん・・・梅雨が近ずいて来ました。皆様、体調に気を付けて下さい。本日は岩本会員の卓話よろしく御願いします。
清康夫さん・・・小田原RCの鈴木さん当クラブへようこそこれからも宜しくお願いします。
本多純二さん・・・ニコニコあと1ヶ月皆でがんばりましょう。
辻村彰秀さん・・・岩本さん本日はよろしくお願いします。柳井さん残り1ヶ月!がんばってい下さい。
大川久弥さん・・・鈴木様、ようこそお越し頂きました。ごゆっくりお過ごし下さい。
須藤公司さん・・・岩本さん本日の卓話宜しくお願い致します。
阿久津馨さん・・・岩本さん本日は卓話お願い致します。
一寸木芳行さん・・・妻の誕生日のお祝いありがとうございます。
荒木実さん・・・岩本会員、本日の卓話よろしくお願い致します。
佐藤邦明さん・・・なかなか来れませんが本日も宜しくお願いします。
会長あいさつ
皆様こんにちは
先輩方はご存じだと思いますが「決議23-34」を聞いた事がある方はいらしっゃいますか?私も入会してからよく聞く言葉です。言葉は知っていますが、何を示しているのかはよくわかっていません。この言葉が出てくる頻度が高いという事はロータリーに於いて重要な意味を持つ言葉だと思っていました。
なぜロータリーにとって重要なのかを入会から年数の浅い会員の皆様も興味を持つきっかけとなればと調べてみました。現在の手続要覧では、決議 23-34 が社会奉仕の項目に入っており、その表題も「社会奉仕に関する 1923 年の声明」となっています。一般的に「決議23−34」といわれているのは、これが1923年に開催されたセントルイス国際大会に提出された第34号議案であったからです。1923年に採択されたこの決議の原文は「目的に基づく諸活動に関するロータリーの方針を再確認し、国際ロータリーとロータリークラブにおける今後の手引きとなる原則を定める件」となっています。決議23−34はロータリーの目的に基づくすべての実践活動に対する指針であると同時に、ロータリーの二つの奉仕理念をロータリー哲学として確定したドキュメントなのです。 決議23−34のことをロータリーにおけるバイブルとか般若心経に例える人がいます。ロータリーは宗教ではありませんから、その例えは当を得ないとしても、決議23―34がロータリーにとって極めて重要なドキュメントであることは間違いのない事実です。 決議23−34の第 1 条は、『ロータリーは、基本的には、一つの人生哲学であり、それは利己的な欲求と義務およびこれに伴う他人のために奉仕したいという感情とのあいだに常に存在する矛盾を和らげようとするものである。この哲学は奉仕―「超我の奉仕」の哲学であり、これに基づくものである。』と、『ロータリーの奉仕理念』が説かれています。 第2条には、ロータリークラブの役割について、 1、奉仕の理論を団体で学ぶこと、2、奉仕の実践例を団体で示すこと 3、奉仕活動の実践を個人で行うこと 4、ロータリーの奉仕理念と実践を一般の人に受け入れてもらうこと 第3条には、国際ロータリーの役割について、奉仕理念の育成と普及、クラブの拡大、援助、管理と情報伝達およびクラブ運営と社会奉仕活動の標準化。
続く・・・
第4条には、ロータリー運動は単なる理念の提唱ではなく、実践哲学。奉仕するものは行動しなければなりません。 第5条には、クラブの自治権、クラブが地域社会に適した奉仕活動を選ぶ絶対的権限を持っています。但し、ロータリーの目的に反したり、クラブの存続を危うくするような活動を禁止しています。 第6条には、社会奉仕実践の指針として、他と重複する奉仕活動の禁止、大規模活動の制約、宣伝目的の活動の禁止、奉仕活動の原則は個人奉仕であり、クラブが行う活動はサンプルに 過ぎないと記載されています。 以上の様にロータリーの目的に基づくすべての実践活動に対する指針であると同時に2つの奉仕理念「超我の奉仕」と「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」をロータリー哲学として確定したドキュメントです。この決議が造られた経緯は1915 年~1923 年頃、奉仕理念を提唱・奨励していくことを主にするか、実際に困っている人たちへの奉仕を積極的に行ってゆくか、という路線対立がロータリアンの間で起こりました。理念提唱派は、自らの職業で利益を適正に配分し、業界の職業倫理を高揚し、自己研鑽に励み、奉仕活動は個人の立場で行うべきだ、と主張します。 一方、奉仕実践派は、社会的弱者に対する人道的奉仕を実践すべきだ、そのためには、金銭的な援助や RCの団体としての活動も積極的に行っていこう、と主張します。当時は、身体障害児への援助に熱心に取り組むクラブも多く、世間では ロータリークラブは身体障害児援助専門の団体と思われていたこともあったそうです。身体障害 児対策に傾注しすぎて資金的に行き詰るクラブも出てきました。この路線対立で、ロータリーは分裂の危機を迎えます。この危機を回避する為それぞれの派が出した決議案を撤回しこの「決議23−34」が採択され、この危機を回避したそうです。本日は「決議23−34」についてお話をしました。