小田原城北ロータリークラブ会報 第1929号(2021年12月21日発行)
【R.I. 2780地区ガバナー】田島 透
【第9グループガバナー補佐】木村 隆也
【副会長】本多 純二
【幹 事】須藤 公司
【副幹事】荒木 実
【会場監督】荻野 善明
本日の例会:通常例会(第2147回)
日時:2021年12月21日
司会:荒木 実 副幹事
12:30~ | 開会点鐘:柳井渉 会長 ローターリーソン「手に手つないで」 スピーカー及びビジター紹介 慶時祝福 会長挨拶 幹事・委員会報告 出席・ニコニコ箱報告 |
13:00~ | 卓話 |
13:30 | 閉会点鐘 柳井渉 会長 |
【今後の例会・卓話スケジュール】
第2146回例会報告(2021年12月14日分)
出席報告
年月日 | 会員数 | 出席 | M.U | 出席率 |
---|---|---|---|---|
12月14日 | 44(37) | 23 | 0 | 67.44% |
12月7日 | 44(37) | 26 | 0 | 6977% |
11月30日 | 44(37) | 23 | 0 | 66.67% |
【欠席者上田博和、】大川裕、大野英明、一寸木芳、行長田英一、須賀朋之、松本雅弘、岩本真一、黄金井豊、市川勇太、石崎健太郎、長田健吾、平野貴洋、曽根友基
【今回メーキャップ】
【前回メーキャップ】なし
【前々回メーキャップ】
ニコニコ箱
年月日 | ニコニコ箱 | 累計 | 目標 |
---|---|---|---|
12月14日 | 10,000 | 345,000 | 1,000,000 |
12月7日 | 9,000 | 335,000 |
「幹事報告」(須藤幹事)
- 例会終了後のお弁当箱返却時に壁に貼ってあります。矢印の方向へ進んでください。混雑しますので、一方通行といたします。ご協力お願いいたします。
- 次週は今年最後の例会になりますので、よろしくお願いいたします。 以上
会員ニコニコ
大谷宏さん・・・来週の例会日21日は都合により出席出来ません。少々はやいご挨拶ですが皆様良いお歳をお迎え下さい。
須藤公司さん・・・今夜、先日見学に来られた関東建機サービス川崎社長と食事に行って入会してもらえる様がんばってきます。
荒木実さん…野々垣さん本日は卓話よろしくお願い致します。
村上公規さん・・・年内最後の出席となります。来年もよろしくお願いします。
加藤長治さん・・・先月から我が家の息子たちがゴルフを始めました。家族でラウンドが出来たらうれしいです。本日もよろしくお願いします。
佐藤邦明さん・・・委員会の忘年会を居酒屋韓をご利用して頂きありがとうございました。本日もよろしくお願いします。
会長あいさつ
皆さんこんにちは。
昭和43年12月10日に何があったか覚えていますか?
現金輸送車に積まれた東京芝浦電気府中工場従業員のボーナス2億9430万7500円が偽の白バイ隊員に奪われた事件が発生した日です。通称3億円と言われています。当時としては強奪事件では最高額でありまた、現在でも3億円と言えば大金であり現在の貨幣価値では10億円ぐらいではないでしょうか。事件としては多くの物証があるにもかかわらず捜査は難航し、昭和50年12月10日に公訴時効を迎え、昭和63年12月10日民事事項が成立し未解決事件となりました。この事件以降多くの企業が給料の支給を口座振込に切り替たえり、専門の訓練を積んだ警備員による現金輸送警備が増えてきたそうです。盗まれた紙幣のうち、番号が判明した500円札2000枚分が警察から公表されましたが、今でも発見されていません。日本犯罪史において最も有名な事件として数えられ「劇場型犯罪」でありながら「完全犯罪」を成し遂げ、フィクションやノンフィクションを問わず多くの作品で取り上げられています。ところで、東芝府中工場の従業員さんは自分達のボーナスを盗まれて困ってしまったのではないかと思いますが、運送保険に加入していたので保険金が支払われ無事従業員さんには無事ボーナスが支給されました。加入していた保険会社は、今は損保ジャパンと合併していますが、私の会社が代理店をしている当時は日本火災と言う保険会社でした。日本火災の研修所が茨城の守谷にありまして、そこには会社の年表など資料を展示しているコーナーがあります。
続く・・・
その展示コーナーにその時の運送保険引受証と保険金支払い書類(コピー)が展示されています。旧日本信託銀行国分寺支店から東京芝浦電気府中工場までの運送保険で保険金額は2億9400万円、保険料は16,187円でした。保険金の支払いは翌年1月で比較的早く保険金が支払われたと思います。これがきっかけで東芝の保険契約を日本火災で契約を行う様になったそうです。又、日本火災のパソコンなど東芝製で存在するものは全て東芝製品となりました。定かではありませんが、私がこの仕事についた当時の社長個人も東芝の展示会で多くの製品を購入していたと聞いています。日本火災自体も海外に再保険に加入をしていた為直接の損害は保険会社にも無く、この様に犯人も暴力に訴えず計略だけで強奪に成功し、直接的に国内で金銭的損失を被ったものがいないのと、強奪された金額の語呂で「憎しみのない強盗」とも言われています。しかし、捜査の過程でさまざまな報道がされその報道により自殺をした人や、捜査の過労で殉職した警察官も存在し、捜査費用も7年間で9億円以上が投じられました。
当時私は小学2年生で発生時のニュースは覚えていませんが、事あるごとに話題になり人々の記憶には残っている事件だと思います。