小田原城北ロータリークラブ会報 第1937号(2022年5月10日発行)
【R.I. 2780地区ガバナー】田島 透
【第9グループガバナー補佐】木村 隆也
【副会長】本多 純二
【幹 事】須藤 公司
【副幹事】荒木 実
【会場監督】荻野 善明
本日の例会:通常例会(第2164回)
日時:2022年5月10日
司会:荒木 実 副幹事
12:30~ | 開会点鐘:柳井渉 会長 ロータリーソング「奉仕の生業」 スピーカー及びビジター紹介 慶時祝福 会長挨拶 幹事・委員会報告 出席・ニコニコ箱報告 |
13:00~ | 卓話 |
13:30 | 閉会点鐘 柳井渉 会長 |
【今後の例会・卓話スケジュール】
第2163回例会報告(2022年4月26日分)
出席報告
年月日 | 会員数 | 出席 | M.U | 出席率 |
---|---|---|---|---|
4月26日 | 45(38) | 20 | 0 | 58.14% |
4月19日 | 45(38) | 24 | 0 | 66.67% |
4月12日 | 45(38) | 21 | 0 | 60.47% |
【欠席者】小林和彦、大川裕、大野英明、長田英一、 高瀬美穂、松本雅弘、河野有美子、岩本真一、黄金井豊、村上公規、市川勇太、石崎健太郎、太田祥子、佐藤邦明、平野貴洋、長田健吾、曽根友基、山田浩嗣
【今回メーキャップ】、
【前回メーキャップ】なし
【前々回メーキャップ】
ニコニコ箱
年月日 | ニコニコ箱 | 累計 | 目標 |
---|---|---|---|
4月26日 | 15,000 | 480,000 | 1,000,000 |
4月19日 | 13,000 | 465,000 |
「幹事報告」(須藤幹事)
1.今週29日は地区研修協議会です。後ほど一寸木幹事より報告があります。参加7されるメンバーは宜しくお願いします。
2.次回の例会は5月10日(火)です。理事会もございますので、執行部理事メンバーはよろしくお願いします。
会員ニコニコ
須藤公司さん・・・本日は角山様卓話よろしくお願い致します。
櫻井康二さん・・・2780地区職業奉仕委員会箱根RC角山様本日は宜しくお願いします。
加藤長治さん・・・本日は角山様宜しくお願い致します。次年度職業奉仕の部会長を担当させて頂く予定なので勉強させて頂きます。
内山修一さん・・・誕生祝い有難うございます。5月9日で75才になりますがまだ仂けそうなのでよろしくお願いします。
萩野善明さん・・・奥様誕生日ありがとうございます。
阿久津馨さん・・・本日は都合により途中退席致しますので。
角山俊夫さん・・・本日はよろしくお願い致します。
清康夫さん・・・RCに入会して早40年になりました当クラブの若い会員が増、将来が楽しみです。※出席率90%位にしたいものです。新執行部頑張って下さい。
大谷宏さん・・・先週の土曜日の午前中いつもの酒匂川のウオーキング・コースを歩いていたら、当クラブの小林和彦さんに会いました小林さんは仲間10数人とゴミひろいをされていました。なん年、プラスチックゴミはじめゴミをひろっておられるそうです。人目につかないところでの奉仕活動に感謝しました。ひとにはそのことをひとことも言われません。彼こそが真のロータリアンです。
露木清勝さん・・・角山さんようこそ!!本日は卓話よろしくお願い致します。
会長あいさつ
皆様こんにちは。
エッシャー版画家をご存じの方はいらっしゃいますか?
名前は知らなくても、見た事があると思われる方も多いと思います。1898年6月17日、マウリッツ・コーネリス・エッシャーはオランダで生まれました。絵が得意だったため1919年にハールレム建築装飾美術学校に通い、その時の師であったサミュエル・メスキータに才能を見出され、絵画とウッドカットを学んで卒業します。結婚後ローマに移住していたエッシャーはスイスに移住、その後スペイン南部へ船旅をします。その時に訪れたアルハンブラ宮殿のモザイク模様を観たことが模様を繰り返す作品に挑戦するきっかけとなりました。それまで夫婦それぞれの実家からの援助で成り立っていた生活でしたが、1969年、最後の木版画「蛇」を制作後、新作を制作することはなく、1972年3月27日に享年73歳で死去しました。
エッシャーの作品は、2次元の平面上に3次元の空間を描くだまし絵など錯視を使った作品や、数学的アプローチで無限の循環を描いた作品などが有名です。エッシャーは版画という手法にこだわり、木版、リトグラフ、メゾティントなどを駆使して結晶学と数学的手法を用いた構成により独自の絵画空間をつくり出しています。平面の正則分割で描かれたジグソーパズルのような手法や、現実にはあり得ない3次元空間を描いた不可能図形の作品は、1951年にイギリスの雑誌The Studioが、その後アメリカのTimeとLifeがエッシャーの作品を取り上げ国際的な名声を得ます。アート業界よりも数学者や科学者、一般大衆に注目され、高く評価されました。
私がエッシャーに興味を持ったのは大学4年生の時「エッシャーの宇宙」という本に出会い、「そういえば中学校の美術の教科書で見たことがある。」と思い出し
た事がきっかけです。
日本でも2006年と2018年に2回作品展が開催されています。私もこの2回とも見に行きました。様々な作品がありますが、有名なのが「滝」と「上昇と下降」という作品で「滝」は水路から滝がありその滝を使い水車が回って下流に流れているのですが、その流れを辿っていくと最初のお話をした滝となって落ちていく無限水路となっています。「上昇と下降」は修道院と思われる建物の上にある階段を登る人と降る人が描かれていて、階段を登る人は永遠に登り続け、階段を下る人は永遠に降ると言う、やはり無限に続いている様子が描かれています。
続く・・・
この様に無限に続く表現の作品だけではなく、アルハンブラ宮殿のモザイク模様、抽象的な幾何学模様のデザインに感動し平面正則分割を使用した作品も多くあります。その中でも有名なのが「メタモルフォーゼ」と言う、アムステルダムの郵便局の壁画に寄贈された作品です。メタモルフォーゼとは変容という意味でこの作品の中では、最初にメタモルフォーゼという文字から、始まりそこから様々な物に変化をして行き、最後は又メタモルフォーゼに戻るという作品です。この様に一見ありそうで現実には存在しえない世界と平面分割を利用して様々な表現をしているエッシャーは類を見ない版画家だと思います。