中谷 元士 AG(小田原北RC)…本日は補作訪問宜しくお願い申し上げます。色々これからお世話になると思います。合わせて宜しくお願いします。

下田 准一 会長(小田原北RC)…本日はお世話になります。当社の源宮が本日よりお世話になります。これからも宜しくお願いします。

　皆さん、こんにちは。本日は2週間後のガバナー公式訪問に備えての、ガバナー補佐によるクラブ協議会です。中谷ガバナー補佐、本日はお忙しい中、お越しいただきありがとうございます。また、本日、源宮さんが入会されました。ガバナー公式訪問の日には、ガバナーから改めてバッヂの授与を行って頂きますが、源宮さんにはどうぞロータリーを楽しんで下さい。これを弾みに今年末までに、あと2名の会員増強をしていきたいと思います。

　さて今月は、基本的教育と識字率向上月間です。日本で生活しておりますと、あまり身近には思われませんが、世界には子供たちが基本的な教育を受けられず、成人になっても十分に読み書きができない国や地域があります。世界で5,800万人の子供が学校に通っていません。4年間の初等教育を受けた後も、読み書きのできない子供が2億5,000万人います。成人でも7億8,100万人います。こうした国や地域では、貧困や健康状態の悪化、経済格差、そして紛争など様々な問題を抱えています。そのため、「基本的教育と識字率向上」は、ロータリーの6つの重点分野の一つとなっています。

　確かに、日本では憲法で教育を受ける権利と、無償で義務教育を受けることが保障されていますが、現実には親の所得により、子供たちが受ける教育の選択肢は限られたものとなっています。最近よく耳にする言葉に相対的貧困率というのがあります。

　絶対的貧困率が、必要最低限の生活水準を維持するための食糧・生活必需品を購入できる所得に達していない絶対的貧困者が、その国や地域の全人口に占める割合に対して、相対的貧困率とは、所得が中央値の半分未満の人の占める割合をいいます。ですから、日本のような比較的豊かな先進国でも、所得の格差によっては高い割合が示される場合があります。日本ではこの割合が15.6％ですが、これが一人親家族になりますと、50.8％に跳ね上がります。

　貧困によって、子供が満足な教育を受けられない為、その子供が大人になったときにも貧困から抜け出せない負の連鎖に陥ってしまいます。

　そこで、この問題を解消するための1つの手段として、現在各地で子ども食堂というのが注目されています。食堂という名前が表すように、食事を摂る場所でもあるのですが、それ以上に子供たちが1人で来られて色々な人たちと交流できる場所を提供するという役割があります。ロータリークラブでも、全国各地で子ども食堂を支援するする事例が増えております。私も先週、子供たちの居場所としての児童館を運営する方にお話しを伺ってまいりました。その方は、出来るだけ多くの人たちに関って頂き、どんな小さなことでも支援して頂ければと、おっしゃっていました。まだ私たちで支援させて頂くと決めたわけではありませんが、私たちの身近にも少なからず困っている方がいらっしゃることに、皆様にも関心を持って頂ければと思います。

　以上、本日の会長挨拶とさせて頂きます。

本日はございません。