小田原城北ロータリークラブ会報 第1878号(2020年2月18日発行)
【R.I. 2780地区ガバナー】杉岡 芳樹
【第9グループガバナー補佐】瀬戸 啓司
【副会長】露木清勝
【幹 事】荻野善明
【副幹事】須賀朋之
【会場監督】木村頼弘
平和と紛争予防/紛争解決月間
本日の例会:移動例会(第2078回)
日時:2020年2月18日
司会:須賀 朋之副幹事
12:30~ |
開会点鐘:小林 和彦 会長 ロータリーソング斉唱「手に手つないで」 スピーカー及びビジター紹介 慶事祝福 会長挨拶 幹事報告/委員会報告 出席報告 ニコニコ箱 |
13:00~ | クラブフォーラム:職業奉仕 |
13:15~ | アルカリール,ライラ モアメド エーさんご両親あいさつ |
13:30 | 閉会点鐘:小林 和彦 会長 |
【今後の例会・卓話スケジュール】
3月3日 | 定例理事会・卓話 |
3月10日 | クラブフォーラム:国際奉仕 |
3月24日 | クラブ協議会 PETS報告 |
【奉仕プロジェクトスケジュール】
3月21日 土曜日 | 小田原駅前近郊でのグッズ配布 |
4月4日 土曜日 | 小田原市内海岸にて清掃活動 |
【小田原城北ローターアクトクラブスケジュール】
3月15日 13:30~ |
ワクワク学校 小田原城北ローターアクトクラブ会員による授業 おだわら市民交流センターUMECO 会議室4 |
第2077回例会報告(2020年2月4日分)
出席報告
年月日 | 会員数 | 出席 | M.U | 出席率 |
---|---|---|---|---|
2月4日 | 39(34) | 26 | 0 | 76.47% |
1月28日 | 37(33) | 23 | 1→3 | 72.73%→78.79% |
1月24日 | 37(31) | 17 | 1→2 | 58.06%→61.29% |
高瀬美穂、澤田大佑、黄金井豊
【今回メーキャップ】なし
【前回メーキャップ】石崎孝、高瀬美穂、岩本慎一
【前々回メーキャップ】石崎孝、河野友美子
ニコニコ箱
年月日 | ニコニコ箱 | 累計 | 目標 |
---|---|---|---|
2月4日 例会消化率 58.8% |
15,873 |
501,283 目標達成率 50.1% |
1,000,000 期間内達成率 85.2% ▲86,717 |
ビジター・お客様
松本俊輔様(小田原RC)…ご無沙汰しています。よろしくお願いします。
会員
中村 維考さん…先週タイから帰ってきました。新型インフルエンザ大変ですね。世界経済への影響も少なくないようです。早くおさまればいいですね。
石崎 孝さん…今日は立春です。暦の上では春です。寒い日が続きますが体にお気を付けください。気持ちは春の気分で過ごしたいと思います。
杉崎 勝成さん…妻への素敵なお花ありがとうございます
大谷 宏さん…立春を迎えましたがまだまだ寒いですね。皆様おからだご自愛ください。
櫻井 康二さん…村上さん、市川さん入会おめでとうございます。よろしくお願いいたします
荒木 実さん…今日は職業奉仕月間の卓話をさせていただきます。よろしくお願いします。
伊藤 康彦さん…妻の誕生日お祝いありがとうございます。
会長挨拶
本日は当クラブの荒木会員による職業奉の卓話です。私も3年間務めさせていただきましたが、今日のお話しがどのようになるか楽しみにしています。
荒木会員よろしくお願い致します。
さて、先週の挨拶で3R(Reduce、Reuse、Recycle)による「サーキュラー・エコノミー」(循環型経済)に取り組み、プラゴミ問題の解決に繋がるビジネスは、「世間よし」「買い手よし」「売り手よし」の近江の商品の経営理念、まさに職業奉仕に繋がるのではないかというお話をさせていただきました。
本日はその実践例に紹介させていただきます。
最初は、みなさんもご存知だと思いますが、オランダ生まれのボイヤン・スラットによるNPO「オーシャン・クリーンアップ」の活動です。
かれらは太平洋の真ん中にある日本の国土4倍分の広さに広がる太平洋ごみベルトと呼ばれるプラゴミが集中的に集まる海域のプラゴミを、海流の力を借りて回収し、地上に引き上げるプロジェクトです。彼らは世界中から40億円の寄付金を集め、一回の失敗の後、プラゴミの回収をスタートさせています。彼らはさらに川から流出するプラスチックを回収する計画を発表しています。
この事例は、地球上の問題を解決することが、寄付という新しい形での投資を成功させる事例にもなっています。
いまのは非常に壮大な事例ですが、次はプラスチック規制の先進国フランスの事例です。
フランスでは2016年から使い捨てのレジ袋が禁止されていて、2021年からはストローや食器などの使い捨てプラスチック製品の使用が禁止されます。
そのフランスにヨーロッパの「プラスチックバレー」と呼ばれる600社、1万人以上が働く地域があります。ここに創業60周年を迎える容器メーカーがあります。彼らは、洗って再利用できるプラスチック製のコップを開発し、スポーツイベントなどで、選手のキャラクターなどを印刷して、デザインを工夫し、付加価値をつけて提供しています。さらにそのコップを回収して、洗浄し、再度イベントに届ける事業も展開していて、すでにグループ全体の売上の25%を占めるまでに成長させています。
フランスがプラスチック規制を強めるのは、こうした循環型経済への転換がビジネスチャンスだと考えているからです。
自分にはこれらの事業展開は、職業奉仕の実践方法の一つだと思っています。
今日紹介した内容については、他のたくさん事例とともに、山と渓谷社の「脱プラスチックへの挑戦」という本に詳しく掲載されています。
興味をお持ちの方は、是非読んでみてください。
最後になりますが、2月2日に藤沢の湘南クリスタルホテルにてロータリー奨学生の帰国報告会があり、2名の学友と1名の奨学生からお話を聞くことができました。彼らの社会貢献への大きな夢、大きな志をもっています。その素晴らしいプレゼンを聞いていると、財団の意義を再認識することができると思います。同じような内容のイベントは年に数回ありますので是非お聞きなってみてはいかがでしょうか。また財団への寄付のよろしくお願い致します。