小田原城北ロータリークラブ会報 第1918号(2021年08月03日発行)
【R.I. 2780地区ガバナー】田島 透
【第9グループガバナー補佐】木村 隆也
【副会長】本多 純二
【幹 事】須藤 公司
【副幹事】荒木 実
【会場監督】荻野 善明
本日の例会:通常例会(第2130回)
日時:2021年8月3日
司会:荒木 実 副幹事
12:30~ | 開会点鐘:柳井 渉 会長 国歌斉唱 ロータリーソング「奉仕の理想」 スピーカー及びビジター紹介 慶事祝福 会長挨拶 幹事・委員会報告 出席・ニコニコ箱報告 |
13:00~ | 卓話はありません。 |
13:30 | 閉会点鐘 柳井 渉 会長 |
【今後の例会・卓話スケジュール】
8月10日 | 通常例会(卓話無し 食事あり) |
8月17日 | 休会 |
8月24日 | 通常例会(卓話無し 食事あり) |
8月31日 | 通常例会(卓話無し 食事あり) |
第2129回例会報告(2021年7月27日分)
出席報告
年月日 | 会員数 | 出席 | M.U | 出席率 |
---|---|---|---|---|
7月27日 | 45(38) | 21 | 0 | 50.00% |
7月20日 | 45(38) | 30 | 0 | 71.43% |
7月13日 | 45(38) | 24 | 1 | 62.50% |
【欠席者】上田博和、小林和彦、富田浩一郎、大川 裕、須賀朋之、
黄金井 豊、長田健吾、大野英明、高瀬美穂、加藤長治、平野貴洋、
曽根友基、長田英一、姫野幹夫、岩本慎一、野々垣博紀、松本雅宏、
河野友美子、田島崇之、石﨑健太郎、村上公規
【今回メーキャップ】なし
【前回メーキャップ】なし
【前々回メーキャップ】松本雅宏 7/18 RA委員会
ビジター・お客様
【幹事報告】須藤幹事
- 活動計画書表紙年号の間違え訂正シールを配布いたしました。紛失した等ございましたら、事務局もしくは私幹事迄ご連絡ください。
- 7月23日にポスト広告に上田年度の市立病院建て替えに伴う寄付の記事が掲載されました。回覧にて回しますので、みな様ご覧ください。
- 先日熱海市災害義援金のご協力大変ありがとうございました。地区へ32,000円を送金致しました。
- 8月5.6日は事務局がお休みになりますので、御用のある会員はそれ以外でお願い致します。
- 次週8月3日は理事会がございますので、理事会メンバーは11時にお集まりください。
委員会報告
お弁当・テーブルフラワーに余剰がありますので宜しければお持ち帰りください。お弁当を持ち帰る方は事務局へ申しつけください。
ニコニコ箱
年月日 | ニコニコ箱 | 累計 | 目標 |
---|---|---|---|
7月27日 | 7,000 | 88,000 | 1,000,000 |
7月20日 | 23,000 | 81,000 |
会員ニコニコ
■大谷 宏さん…私達が月初例会で歌う”君が代”ですが、この歌は今から1,100年以上前の平安時代の古今和歌集におさめられているいわゆる”詠み人知らず"の和歌です。この歌はひと言で言えば男女の永遠の絆を歌った恋の歌です。この歌の意味について正確に知っている人は多くいません。この歌が正式に国歌になったのはつい最近の平成11年に制定された"国歌国旗法"によってです。(前回、編者のミスで内容の一部が欠けていたので再掲載しました。)
■大谷 宏さん…"四つのテスト”は100年程前にハーバート・テイラーが提唱し、はじめは”七つのテスト”でした。”真実かどうか”という文言がありますが、この真実という言葉には深い意味があります。ナチス・ドイツの宣伝大使大臣ゲッペルスが”うそを100ぺんくり返せ。そしたらそれが真実になる”と言いましたが、まったくその通りです。”真実”とは思い込みなのです。
■柳井会長…オリンピックも始まってみれば盛り上がっています。
■須藤幹事…明日大腸の検査があり食事制限がありますので、本日は持ち込みのパンを食べさせていただいています。v
■荒木 実さん…本日も出席が少なく残念です。ニコニコガンバレ!
■佐藤邦昭さん…本日もよろしくお願いします。
会長挨拶
皆様こんにちは。
本日は7月23日から8月8日まで東京で開催されるオリンピックのお話をします。
コロナ禍の中、1年延期になり又、今年開催に当たっても観客を入れるかどうかで議論になり、観客を入れるにしても収容人数の規模でも様々な議論が行われ最終的にはほぼ無観客となりました。過去の大会とは違い、無観客となる大会は初めてではないでしょうか。又、国立競技場再設計コンペから始まり、シンボルマーク決定において盗作疑惑により再選、過去の言動により関係者の辞任、解任が開会式間際まで問題が発生し先行きが不安でしたが、一旦開催されると人々の関心も高まり、大変盛り上がっています。
そこで改めてオリンピックとは何かを調べてみました。
古代オリンピックの始まりは紀元前8世紀頃、古代ギリシャでは都市国家間の争いが続いていました。エリスという国も、約50km離れたオリンピアという領地の所有権をめぐり、隣国のピサと交戦状態でした。そればかりか感染症も流行したので、エリスの王は行き詰ってデルフィにある神殿で祈りをささげました。すると、「争いをやめて、以前行っていた競技会を復活せよ」と神の託宣を受けました。そこで、王は、ピサと休戦し、紀元前776年にオリンピアで競技会を行いました。これが古代オリンピックの始まりと言われています。オリンピアはギリシャ共和国のペロポネソス半島にあり。そこにあるオリンピアの考古遺跡は世界文化遺産となっています。古代オリンピックはゼウス神を祭る聖なる祭典であったため、血を流すことは禁じられていました。そこで、祭典期間の5日間を含めその前後3か月間を休戦機関とし、「エケケイリア(聖なる休戦)」と呼びました。この3か月間は武器を持ってオリンピアのあるエリスに入ることはもちろん、争いごとなども禁止されました。また、遠くから訪れる選手や観客は、3か月という十分な期間を利用し、安全に旅をして、オリンピックを観戦することができました。
続く…
…続く
こうして競技者と旅人の安全が保証されたため、古代オリンピックは約1,200年もの長い間にわたって続けられたのです。
その後、ギリシャは国力を増していたローマに征服され、オリンピアの競技大祭にはローマ人たちも参加するようになりました。宗教行事だったオリンピアの競技大祭は、ローマが支配する全地域から競技者が集う国際的な競技大会となり、大会規模が大きくなるにつれ、地位や名声を求める人々によって、競技が賭けの対象になったり、八百長が行われたりしたために、大会は神聖さを失い、オリンピアの神域もローマ人の観光地になってしまいました。また、ローマ帝国が392年にキリスト教を国教としたため、オリンピア信仰は禁止され、オリンピアの競技大祭も廃止に追い込まれました。記録では393年に開催された第293回オリンピック競技大祭が最後の古代オリンピックとなっています。
4世紀末に途絶えた古代オリンピックを近代オリンピックとして復興させたのは、フランス人のピエール・ド・クーベルタン男爵でした。
1863年、パリで生まれたクーベルタンは、古代ギリシャ・ローマ文明に興味を抱く少年でした。その後、クーベルタンは、イギリスの中等教育に興味をもち、20歳のときにイギリスのパブリックスクールを訪問しました。このとき、スポーツが青少年の教育に重要な役割を果たしていることを知り、深い感銘を覚えました。
人の成長には肉体と精神の調和が重要だと考えた彼は、やがて、オリンピックを復活させてスポーツによる教育を確立しようと志すようになりました。
1894年6月23日、パリ国際アスレチック会議が開催され、クーベルタンの構想を協議し、オリンピックの復興が満場一致で可決されました。
その際、第1回大会をアテネで開催することが決定され、同時に次のことも決まりました。
● 1896年を近代オリンピアード(大会と次の大会との間の4年間を一周期とする古代の暦にならった単位)の1年目とする。
● 古代の伝統に従い、大会は4年ごとに開催する。また、その理念を広めていくために、大会ごとに開催地を替える。
● 競技種目は近代スポーツに限る。
● オリンピック大会に関する最高の権威をもつ国際オリンピック委員会(IOC)を設立し、初代会長をビケラス(ギリシャ人)、事務局長をクーベルタンとする。
と歴史をお話ししましたが、ロサンゼルスオリンピックより商業的要素がメインになり本来の精神とは違ってきているのは確かではないでしょうか。それはオリンピックとして開催するには資金が足りなくなって来たからで個人的にはいいのか悪いのか分かりませんが今季の東京オリンピックもコロナは別としても、初めにもお話ししましたが、マークの問題、国立競技場設計の問題然りと素直にオリンピック開催を喜べない部分もありました。今大会だけではなく歴史から見られる様に本来の精神に戻って欲しいと思っています。
本日はオリンピックについてお話ししました。