小田原城北ロータリークラブ会報 第1924号(2021年11月9日発行)

【R.I. 2780地区ガバナー】田島 透
【第9グループガバナー補佐】木村 隆也
【副会長】本多 純二
【幹 事】須藤 公司
【副幹事】荒木 実
【会場監督】荻野 善明

本日の例会:通常例会(第2143回)
日時:2021年11月9日
司会:荒木 実 副幹事
12:30~ | 開会点鐘:柳井渉 会長 ローターリーソング「我等の生業」 スピーカー及びビジター紹介 慶時祝福 会長挨拶 幹事・委員会報告 出席・ニコニコ箱報告 |
13:00~ | 卓話 米山記念奨学フォーラム 米山記念奨学部会 杉崎部会長 |
13:30 | 閉会点鐘 柳井渉 会長 |
【今後の例会・卓話スケジュール】
第2142回例会報告(2021年11月2日分)
出席報告
年月日 | 会員数 | 出席 | M.U | 出席率 |
---|---|---|---|---|
11月2日 | 44(37) | 27 | 0 | 76.20% |
10月26日 | 45(38) | 22 | 0 | 62.80% |
10月19日 | 45(38) | 28 | 0 | 79.55% |
【欠席者】大川裕、大野英明、長田英一、松本雅宏、黄金井豊、村上公規、市川勇太、加藤長治、平野貴洋、曽根友基本、
【今回メーキャップ】
【前回メーキャップ】なし
【前々回メーキャップ】
ニコニコ箱
年月日 | ニコニコ箱 | 累計 | 目標 |
---|---|---|---|
11月2日 | 14,000 | 275,000 | 1,000,000 |
10月26日 | 12,060 | 261,060 |
「幹事報告」(須藤幹事)
- 今月のロータリーレートは114円です。
- 緊急事態宣言が解除になりましたので、5人グループを開催したいと思います。
- 人5,000円の補助金も出ますので、各リーダーは日程を調整願います。
- 地区より新会員の集いの案内が来ております。入会3年未満の対象者で参加希望のメンバーは事務局もしくは執行部へ連絡をお願いします。
- 地区より2022年2月28日ゴルフコンペの案内が届いています。参加希望のメンバーは事務局もしくは執行部へご連絡願います。
- ローターアクト例会のお知らせです。11月21日20時よりズームでの例会がございます。参加希望のメンバーは事務局もしくは執行部へお知らせください。
- 11月16日に委員長会議を開催したいと思います。理事及び委員長、関係者は17時30分小田原市中町食の壷へお集まりください。後ほど案内が届きます。
- 大谷部会長のご厚意でロータリー入門書を頂きました。希望者はお知らせください。
- 残念なお知らせですが、姫野会員が仕事都合により10月5日をもって退会いたしました。
会員ニコニコ
■本田純二さん・・・大谷さん先週の卓話久しぶりにローターリーの原点を聞かせて頂き大変嬉しく感じます。ありがとうございます。
■清康夫さん・・・川崎さん。当クラブ見学に来て頂きありがとう。入会を楽しみにしています。
■大谷宏さん…RIもロータリーも最近はゆるんできた様な気がします。その中で毎週例会を開催するということを決めた柳井会長のご英断には敬意いたします。人間には少しだけ高いハードルと少しだけ窮屈な規則が必要です。
■辻村彰秀さん・・・先週、急用にて欠席しました、すみません。
■上田博和さん・・・本日は関東建機サービスの川崎社長にお越し頂きありがとうございます。また、入会して頂きありがとうございます。これからも仲良くさせて下さい。
■須藤公司さん・・・本日見学者で関東建機サービス社長の川崎様が見学に来ております。皆様お声かけをしてぜひ入会へと導いて下さい。会社も桑原ですので例会会場よりとても近いですよ。
■櫻井康二さん…川崎さんようこそ城北RCに来て下さいました。入会お待ちしています。
■一寸木芳行さん・・・誕生日お祝いありがとうございます。!
■佐藤邦明さん・・・本日も宜しくお願いします。
■岩本慎一さん・・・本日も宜しくお願い致します。
会長あいさつ
皆様こんにちは。
本日は月初例会で皆さんと唱和をしている「四つのテスト」についてお話しします。この「四つのテスト」は1929年から始まった世界大恐慌の時期にロータリークラブで制定されました。これは未曾有の世界大恐慌中、ロータリアンがなしとげた大きな業績の一つとされています。
1931年、包装済食品戸別訪問販売の職業分類でシカゴ・クラブの会員であったハーバート・テーラーは、不況のあおりを受けて、莫大な借金を抱え倒産の危機に瀕していたクラブ・アルミニウム社の経営を引き受けることになりました。もしも、会社の再建に失敗すれば、250人の従業員が仕事を失うことになります。彼はこの状況から脱出して、会社を再建するためには、道徳的、倫理的な指標がどうしても必要だと考えました。従業員が正しい考え方を持って正しい行動をすれば、会社全体の信用が高まるに違いありません。社員全体が簡単にえられて、自分を取り巻く全ての人たちに対して、考えたり、言ったり、行動したりするときに応用できる、道徳的な指標が必要であることに気づいたのです。社長室の机の前で頭をかかえながら、思い浮かんだ24語の言葉を書き留めたのがこの四つのテストです。
ハーバート・テーラーが「四つのテスト」を考え出してまもなく、早速 それを使う機会が訪れました。「世界で最高の調理器具」というキャッチ・フレーズが書かれた印刷物の校正刷りが、彼の机に届いたのです。「世界で最高だということを証明することはできないし、それは間違いかもしれません。」彼は広告担当のマネジャーを呼んで、最高という文字を削除し、それ以来「最もよい」とか「最も見事な」のような単語を使うことをやめて、単に製品についての事実を述べることにしました。
さらに、それぞれ宗派の違う四人の責任者を呼んで、四つのテストが、信仰の教義に反しないことを確かめた上で、このテストを暗記し、職場で適用することを全従業員に了解させました。従業員たちは印刷された文章を手にして、それを勉強し、従業員全体の単純で効果的で興味をそそる信条にしたのです。
続く・・・
その後まもなく、取引先の印刷所が見積もりを間違えるという事が起こりました。印刷所は、品物を届けてしまった後に、500ドル安くく見積りしたことに気づいて、半ばあきらめながらも、その事実を会社に告げました。法的にも社会通念上からも、その訴えを退けることは可能でしたが、四つのテストの「みんなに公平か?」に抵触するという意見に従って、500ドルを上乗せして支払うことにしました。
高い道徳的水準に基づいた真摯な会社経営は、消費者の信用につながって、クラブ・アルミニウム社は売上を伸ばし、5年後にはその借金は利子と共に完済し、15年後には株主に多額の配当をするまでに業績を伸ばしました。
シカゴ・クラブが「四つのテスト」の存在を知ったのは、1939年にハーバート・テーラーが商工会議所の会合でこの話を披露したのを、たまたまゲストとして参加した他の会員が聞いたことに始まります。
ハーバート・テーラーは1939−40年にクラブの会長、1954−55年に 国際ロータリーの会長を務め、その際この四つのテストの版権をRIに寄付し、今日に至っています。
「四つのテスト」は各国語に訳されて、ロータリー・ライフはもちろんのこと、社会的、政治的な問題や、人間の生活に影響を与えるすべての人間関係に驚くべき成果を与えつつ、適用されているのです。
本日は「四つのテスト」についてお話ししました。
今日は長田会員、山田会員のイニシエーションスピーチです。
宜しくお願いします。