改めまして皆様こんにちは！２０２４年もあっという間に１カ月が過ぎ、また、今年度も８カ月目に入りました。今年度残り５か月も引き続き皆様のご協力を宜しくお願い致します。さて、本日は第８回の理事会でしたのでいくつか決定事項を会長挨拶の中で説明させていただきたいと思います。まず、例会の卓話の件ですが、３／５には守屋輝彦現市長を、４／１２には加藤憲一前市長をお招きいたします。ご存じの通り、現時点で、５月の市長選挙に立候補の表明をされているお二方です。また、５／２１には小澤良央県議をお招きいたします。ロータリーの卓話に政治家を呼ぶの？と思われる方がいるかもしれませんので少々ご説明をさせていただきます。標準ロータリークラブ定款の第１４条第３節の政治的主題の禁止の（a）に以下のような記載があります。「政治的性質をもった世界問題または国際政策に関して、決議ないし見解を採択したり配布したりしないものとする。またこれに関して行動を起こさないものとする。」とあります。しかし一方で、手続き要覧には以下のように記載もあります。「しかし、世界理解と平和というロータリーの目的の追求と、自己の職業および地元地域への奉仕に影響を及ぼすものに限っては、クラブで、地元地域や世界各地の政治状況を検討することはロータリアンの義務である。」とあります。この双方を含みおいて要約するならば、「ある特定の候補者の政治的活動をクラブとして支援をしていくようなことは禁止されているが、地域への奉仕に影響を及ぼすものに限っては、クラブで、地元地域の政治状況を検討することはロータリアンの義務である」といえるのではないかと思います。特に、我々が社会奉仕事業、青少年奉仕事業を構築する際に、市政を全く無視して行っていくことは自己満足の範疇を超えないものになってしまいます。市政の動向がどのような状況で、市民に何が不足しているのか、市民が何を求めているのか、市政では手の届かない部分はどこなのか、そんなことを踏まえたうえでの奉仕事業構築が必要であると考えます。そんな思いをもって、４年に一度のこのタイミングで、５月市長選挙の立候補予定者をお招きしたのと、あわせて、市政のみならず、県西地区における県政動向の把握も必要であると考え、５／１９の市長選直後の５／２１に県議をお招きしましたので、この3名の卓話の中から多くのことを学び取っていただき、今後の奉仕活動構築に役立てていただけることをお願い申し上げます。そして、もう１点４／７の創立記念例会につきましても本日の理事会にて審議可決致しましたので説明をさせていただきます。ここ近年、コロナ禍の影響で創立記念例会は縮小傾向にありましたが、５０周年を翌々年に控え、今年度は盛大に行いたく、通常例会の火曜日ではなく日曜日の開催を年度当初の活動計画から皆様にはお伝えしてまいりました。日曜開催とすることでひとりでも多くのロータリーファミリーの皆様にも参加していただきたい点、あわせて、奉仕事業を兼ねたい点、この２点を念頭に理事皆様と協議をしたうえで、本日配布させていただきました資料の通り４／７の日曜日に奉仕事業も絡めて創立記念例会を開催させていただきます。資料の通り本年２月オープン予定の【小田原シネマ館】にて主演：【合田雅吏氏】を招き、映画「二宮金次郎」視聴から報徳精神を学んでいただきます。第１部おいては、パトリシオ君が通学する小田原高校の学生を無料招待での上映会とさせていただき、第２部においては、我々会員並びにロータリーファミリーでの上映会とさせていただきます。↗
 

先ほどの理事会で理事の皆様にはお願いをしましたが、第１部の上映会におきましては小田原高校の学生を招きますので、準備・設営・運営等々、特に若手会員にはご協力をお願い致します。そして、第２部の我々の上映会視聴後は場所を移して、本年３月に再オープン予定の【清閑亭】にて創立記念祝賀懇親会を開催させていただきます。【清閑亭】は敷地が国の史跡で小田原城跡の一部であり、母屋が国の登録有形文化財となり保全・公開されていますが、なかなか近すぎていかれたことがない方も多いかと思います。これを機会に、会員皆様のご出席はもちろんのこと、多くのロータリーファミリーの皆様にもご出席をお願い致したく、どうぞご家族の皆様にもお声がけを宜しくお願い申し上げます。準備の都合上、出欠の返信期限をはやめておりますのでどうぞ宜しくお願い致します。結びとなりますが、本年度も残り５カ月しかありません、いや、まだ５カ月もあります。どうとらえるかは人それぞれかと思います。しかし、どんなに頑張っても、なんとなくやり過ごしても、５カ月たてば今年度は終わります。昭和最後の大横綱“千代の富士”彼の残した言葉をご紹介いたします。「いま強くなる稽古と３年先に強くなるための稽古と両方しなくちゃならない」と言っています。目の前のことと、未来のこと、両方考える必要があるということです。また、経営の神様といわれる松下幸之助さんも以下のように言っています。「経営者は、いつも将来というものが頭にないといけない。五年後、十年後にどうなるか、どうすべきか。そのうえで、今どうしたらいいのかを考える。将来から現在を考えるのが、経営者としての発想である」といっています。ロータリーは単年度制ではありますが、しっかりとした引継ぎも念頭に置いて将来を考え、残りの５か月で会長としてできることを考えていきたいと思いますので益々の皆様のご協力をお願い申し上げます。以上、本日の会長挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。