小田原城北ロータリークラブ

第2780地区第9グループ小田原城北ロータリークラブ会報

小田原城北ロータリークラブ会報 第2019号(2024年6月11日発行)




【R.I. 会長】ゴードンR.マッキナリー
【R.I. 2780地区ガバナー】田島 敏久
【第9グループガバナー補佐】井上 勝典
【会 長】荻野 善明
【副会長】須藤 公司
【幹 事】高瀬 美穂

【副幹事】河野 友美子
【会場監督】柳井 渉
 

本日の例会:通常例会(第2246回)

会場:小田原卸売センター内
日時:2024年6月11 日
司会: 河野副幹事
12:30~ 開会点鐘 :荻野善明 会長
ロータリーソング「我等の生業」
スピーカー及びビジター紹介
慶事祝福
会長挨拶
幹事・委員会報告
出席・ニコニコ箱報告
13:00~ 卓話
13:30 閉会点鐘 荻野善明 会長

【今後の例会・卓話スケジュール】

6月18日 夜間例会
6月25日 休会
7月2日 年初例会(ミナカ)

第2245回 月初例会(2024年6月4日分)

年月日 会員数 出席 M.U 出席率
6月4日 38(25) 25 1 68.57%
5月28日 38(29) 29 0 82.56%
5月21日 38(30) 30 0 85.71%

【欠席者】上田博和、長田英一、高瀬美穂、松本雅宏、黄金井豊、   村上公規、石﨑健太郎、太田祥子、石田尚久、大畠顕                             【今回メーキャップ】大川久弥                 【前回メーキャップ】なし
【前々回メーキャップ】なし

ニコニコ箱

年月日 ニコニコ箱 累計 目標
6月4日 46,465 756,418 800,000

本日のお客様

小田原ラクビースクール 校長 藤田 裕一 様

幹事報告 荻野会長より

1.今月のロータリーレートは1ドル157円です。

本日のニコニコ発表 富田部会長

○清 康夫さん・・・早稲田大学にいっている孫がラクビーの試合にてキャプテンとして出場し、明治大学に36-26で勝ちましたので少々ニコニコへ。
○須藤 公司さん・・・本日は、小田原ラクビーフットボール協会藤田理事長お忙しい所、卓話に来ていただきありがとうございます。
○荒木 実さん・・・お誕生日のお祝い有り難うございます。6月8日で55才になります。誕生日の予定は特にございません。
○加藤 長治さん・・・本日は藤田様どうぞ宜しくお願い致します。また、先日息子を初めての船釣りに連れていきました。たくさん釣れて嬉しかったのでニコニコ致します。
○石田尚久さん・・・大変残念なのですが業務上の都合で今月末で退会することになりました。代わりに弊社から1名入会させていただく予定です。どうぞよろしくお願い致します。本日の例会は社用で欠席させていただきます。
○柳井会員大川会員須藤会員櫻井会員・・・・5月24日に開催されました委員長・部会長会議の2次会残金を少々ですがニコニコ致します。
○次年度委員長、部会長会議懇親会2次会参加者一同より・・・5月24日おとぎやにて次年度委員長、部会長会議の懇親会2次会で余ったお金をニコニコします。
○50周年記念部会・・・先週の夜間例会懇親会盛り上がりました。
○記念事業部会・記念誌事業部会・懇親会参加者一同より・・・・5月28日の夜間例会(50周年部会)の懇親会ビア・イタリアーノで余ったお金をニコニコします。
○50周年総務、式典部会一同・・・先週の夜間例会50周年部会別の懇親会少々ですが
○アクト青少年、友好クラブ部会・・・先週の夜間例会懇親会、出席者7名中、40周年経験者が本多、荻野の2名のみでしたのでDVD視聴をしました。若かりし皆様の姿に盛り上がりました。

 

米山功労者表彰

会員 誕生日

荒木会員お誕生日おめでとうございます。

会長あいさつ  荻野善明 会長

改めまして皆様こんにちは!本日は再来週の日曜日に開催されます小田原城北ロータリーカップの主幹をお務めいただきます小田原市ラグビーフットボール協会理事長、小田原ラグビースクール校長の藤田裕一さまに卓話にお越しいただきました。どうぞ宜しくお願い致します。さて、今年のGW最終日の5/6、34年ぶりの東京ドームボクシング興行観戦に行かせていただいた話をしましたが、メディア等で皆様ご存じかと思いますが、井上尚弥選手が日本人にとって因縁の相手ネリ選手をKOで倒しました。そして、本日はそのセミファイナルに出場した武居由樹という選手についてお話をさせていただきたいと思います。武居選手は足立区に生まれ、幼少期は母子家庭に育ち、小学校時代からケンカに明け暮れる地元でも名前の売れた悪ガキだったそうで、母親の財布からお金を黙って拝借するようになり、その額は150万円に上ったといいます。言うことをきかない彼を案じてお母さんは親子で心中することを考えるほど追い込まれていたそうですが、そんな時、同じ足立区にある子供たちを預かってキックボクシングを通して人間を磨いていく「パワーオブドリーム(夢之力)」というジムの存在を知ったお母さんは、ジムの古川会長に彼をまだ10歳の時に預けることとなりました。足立区で格闘技ジムを運営する古川会長は、学校や家庭で問題を起こした少年を自宅に引き取り一緒に暮らしており、子育てに困った親たちから荒れる子どもたちを引き受ける「駆け込み寺の和尚」的役割を担っていました。古川会長のもと、他の問題を抱えた子供たちと共同生活を送りながら2人3脚で練習に励む武居選手の姿は、日曜日の午後に放送されている【ノンフィクション】という番組で放送がされ、その放送をたまたま見ていたのが井上尚弥選手が所属する大橋ジムの大橋会長でした。しかし、その時に大橋会長は、「テレビ特有の盛りがあり、こんなの絶対に嘘だろうなぁ、悪い奴だなぁ」とみていたそうです。そして、その後、武居選手は18才でプロキックボクシング選手としてデビューして、20歳の時にはK1のチャンピオンにまで昇り詰めました。その話を聞いた大橋会長は、「あのテレビで見た子供がK1のチャンピオンになったのか、大きな有名なジムにでも移籍をしたんだろうなぁ」と思ったそうですが、古川会長のもとで今も共同生活をしながら頑張っているんだという事実を知り、同じ指導者として興味を持った古川会長に会ってみたいと、なんとか共通の知人を通じてコンタクトをとり、横浜から足立区のジムまで会いに行ったそうで、その時に同席してお酌をしてくれたのが武居選手だったそうです。もちろん、その時には武居選手のボクシング転向なんて話は微塵もなかったそうですが、走り続けたK1の連勝街道、気づけば相手がいない、モチベーションの維持に苦労しているなか、古川会長と大橋会長の縁から2019年11月に生観戦したのが井上尚弥選手のノニト・ドネア戦で、流血しながら打ち合った末に判定勝ちし、世界のメディアから「年間最高試合」に選ばれる激闘を目の当たりにして「ボクシング、すげぇなぁ」と、同時に格闘家としての本能が湧き出たそうです。「勝てるかわからない強い相手とやりたい」、羨ましく思えた他競技のリング、でも、育ての親だった古川会長の元を出るわけにはいかない、悶々と過ごしていたある日、表情から察した古川会長に思わぬ言葉をかけられたそうです。「お前、ボクシングやれよ」、背中を押され、縁のあった大橋会長に相談して、強敵を求めて、ボクシング転向が決まったのが3年前でした。同じ格闘技とはいえ、2つの拳だけで戦うボクシングは別物で、ラウンド数も3回が基本のK1とは違い、ボクシングは最長12回、ペース配分に最も苦労したようですが、ちょうど直前に引退をしてトレーナーとして師事する元世界3階級制覇王者・八重樫東トレーナーのもと、古川会長に磨かれた格闘技センスと持ち前の野性味を生かし、デビューから8戦8勝8KOで、9戦目に巡ってきた世界初挑戦のチャンス、舞台は東京ドームのセミファイナル、何の運命か、育ての「オヤジ」古川会長の誕生日でした。下馬評では、わずか9戦目の世界挑戦に「時期尚早」「無謀」とまで言われましたが、「強敵こそが心を燃やせるもの」、「最高の親孝行をしたい」と、見事、日本のジム所属選手のちょうど100人目の世界王者が誕生し、八重樫トレーナーに抱かれ涙を流し、出会って17年の育ての父・古川会長をリングに上げると、「本当に、育ててくれてありがとうございます」と、普段は照れ臭くて言えないことをインタビューマイクに乗せました。    ↗
武居選手のトレーナーであるチーム八重樫の合宿がこれまで何度か小田原や箱根で開催された際にサポート・お手伝いとして武居選手の合宿にも帯同させていただいたこともあり大変嬉しく、その10日後に、後楽園ホールで別の選手の試合があったので観戦に行ったのですが、世界チャンピオンになった10日後も驕ることなく、他の選手のサポートスタッフとして動き回る姿があり、試合の合間には「先日は応援ありがとうございました。」と私たちの席まで挨拶に来てくれる好青年です。なぜ、本日こんな話をさせていただいたかですが、人と人とのつながりなくしては何も生まれないということ、逆に、人と人のつながりからは多くの新たなことが生まれ、人と人とのつながりから未来は大きく変わる、そんなことをお伝えしたく長々とお話しさせていただきました。親子で心中していたら、古川会長が子供たちを預かっていなかったら、大橋会長がノンフィクションの放送を見ていなかったら、八重樫トレーナーがまだ引退を先延ばしにしていたら、ひとつでもそのタラレバが現実だったら武居選手という世界チャンピオンは誕生していなかったかもしれません。今年度、50周年の継続事業立ち上げをと今週末の小田原城北ロータリーカップの準備を進めていますが、そのきっかけはと思い返すと、昨年の6月版のタウンニュースに掲載されていた本日卓話にお越しいただいている藤田裕一さんの記事でした。記事を抜粋しますが、「2015年に数人で始まった小田原ラグビースクールは現在、園児と小学生70人ほどが週末に汗を流している。『若いスクール』と県内組織の中でも甘えさせてもらったが10周年も間近なので、もう1つギアを上げたい、目指すのは県西を代表する競技団体に成長させること」とありました。石﨑奉仕プロジェクト委員長と話す中で、言い方は悪いですが、メジャースポーツよりもマイナースポーツへの手助けをとの話から、先輩として存じあげていた小田原市ラグビーフットボール協会高橋敦朗会長にコンタクトを取らせていただき、紹介いただいた藤田理事長とのお付き合いがはじまりました。今年度においては例会ではなく奉仕事業として行いますが、次年度、一寸木年度においては例会の扱いで行うことを予定しているようです。翌年度、翌々年度の50周年以降も継続事業として小田原のラグビー支援をしていくことが出来たならば、遠い未来かもしれませんが、小田原ラグビースクール卒業生から花園出場・日本代表選手の輩出も夢みたいと思います。また、近い将来の夢として藤田さんの城北ロータリー入会を結びにお伝え申し上げ、本日の会長挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。

本日の卓話

藤田裕一様 テーマ「楕円球を追い続けて」

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