小田原城北ロータリークラブ会報 第2026号(2024年08月20日発行)
【R.I. 2780地区ガバナー】佐々木 辰郎
【第9グループガバナー補佐】大川 久弥
【副会長】櫻井 康二
【幹 事】荒木 実
【副幹事】富田 浩一郎
【会場監督】木村 賴弘
本日の例会:通常例会(第2253回)
司会:富田浩一郎
12:30~13:00 |
開会点鐘:一寸木 会長 ロータリーソング「それでこそロータリー」 スピーカー及びビジター紹介 慶事祝福 会長挨拶 幹事・委員会報告 出席報告・ニコニコ箱報告 |
13:00~13:30 | 卓話 |
13:30 | 閉会点鐘:一寸木会長 |
【今後の例会・卓話スケジュール】
8月27日 | 通常例会 |
9月3日 | 月初例会 |
9月10日 | 通常例会 |
第2252回 月初例会(2024年8月6日分)
年月日 | 会員数 | 出席 | M.U | 出席率 |
---|---|---|---|---|
8月6日 | 37(30) | 22 | 0 | 66.67% |
7月30日 |
37(30) | 23 | 1 | 69.7% |
7月23日 | 37(30) | 26 | 0 | 76.47% |
【欠席者】上田博和、大川裕、長田英一、河野友美子、黄金井豊、村上公規、石﨑健太郎、太田祥子、田嶋崇之、安藤智子、松永範之
【今回メーキャップ】なし
【前回メーキャップ】佐藤貴行 東京ピースウイングREクラブ
【前々回メーキャップ】なし
ニコニコ箱
年月日 | ニコニコ箱 | 累計 | 目標 |
---|---|---|---|
8月6日 | 14,000 | 114,906 | 800,000 |
本日のお客様
副委員長、山口道孝様(鎌倉中央RC)
幹事報告 荒木幹事より
ニコニコ箱発表
〇茅ヶ崎中央RC田中重光さん・鎌倉中央RC山口道孝さん・・本日は社会・国際奉仕の卓話をさせて頂きます。宜しくお願い致します。
〇一寸木芳行さん・・・田中さん、山口さん本日は卓話よろしくお願いします。
〇清康夫さん・・・7月30日の納涼例会とても楽しく過ごさせて頂きました、家内も出席しとても喜んでおりました。少々ここへ
〇本多純二さん・・・先週に続いてニコニコの発表をさせて頂きました。ありがとうございます。
〇大川 久弥さん・・・田中委員長、山口副委員長、本日の卓話宜しくお願い致します。
〇須藤 公司さん・・・本日は、地区社会国際奉仕委員会の田中委員長、山口副委員長、卓話よろしくお願いします。
妻の誕生日祝いありがとうございます。
〇荒木実さん・・・地区社会・国際奉仕委員会、田中委員長、山口副委員長、本日はお暑い中卓話に来て頂きありがとうございます。よろしくお願いします。
〇加藤 長治さん・・・本日は地区社会国際奉仕委員会委員長、田中様、副委員長、山口様宜しくお願い致します。
先日、スドウ工営様に営業車を納車させて頂きました、嬉しかったのでニコニコさせて頂きます。
〇石﨑 健太郎さん・・・本日の例会欠席になります。
〇大畠顕さん・・・しばらく出席できなくてすみませんでした。本日よろしくお願いいたします。
会長挨拶 一寸木 芳行 会長
皆様こんにちは。本日は珍しく少しだけロータリーに関係ある話をしたいと思います。国際ロータリーの創設者ポールハリスとその時代のシカゴの実力者についてお話します。ポールハリスについては多くの会員の方は耳にタコが出来る程聞いたかとは思いますが改めて話をさせて下さいにポールハリスは1868年4月19日アメリカ合衆国ウィスコンシン州ラシーンにて生まれました。ハリスの両親は大変な浪費家でありその為、ハリスが3歳の頃兄弟と共に祖父母の住むバーモント州へ引っ越す事となります。大学生になるまで約17年間そこで過ごしましたが、20歳になる頃祖父が亡くなった為、アイオワ州に移りそこで法律事務所の見習いとして働き始めました。ハリスは23歳の時大学で法学士を取得し、そして28歳でシカゴに移り住みます。結局78歳で亡くなるまでシカゴに約50年間住み続けました。そのシカゴで弁護士として働いていたハリスですが、1905年37歳の頃、3人の仲間と共にロータリークラブを結成します。当初は信頼できる仲間との商売のグループであった様ですが、すぐに良い評判が広まり入会希望者が多くなり大きくなっていったようです。
一方ポールハリスが78歳で亡くなったのと同じ年、1947年に48歳で亡くなったシカゴを本拠地として活躍した有名な人物がいます。活躍と言っても悪い方の活躍で名を馳せた人物、皆さんご存知のゴッドファーザーことアルカポネです。アルカポネは1899年ニューヨークにて生まれました。当時ポールハリス31歳、ロータリークラブ結成の6年前です。カポネはニューヨークの暗黒街でのし上がり、1920年21歳の頃シカゴに移り住みます。それより遡る事約10年の1910年、ロータリークラブ結成の5年後になりますが、ハリス42歳の時に全米16のロータリークラブが集まり、正式にロータリークラブの会長として活躍していました。その後2期で会長を辞め一線を退いていましたが、アルカポネがシカゴに移住した1920年代になると再びロータリー活動に身を入れ始め、世界中のクラブを訪問したりして奉仕活動に身を捧げていました。
一方アルカポネは禁酒法が施行されていた1920年代中頃には、密造酒等で莫大な利益を上げ、裏の世界での相当な権力者となり、実質的なシカゴの市長と呼ばれていました。そのころハリス50歳代中頃から60歳代、カポネ20歳代中頃から30歳代といった感じかと思います。
私達が知るポールハリスが活躍したのと同じ時代に、ハリスの思想とは相反する思想を持ったアルカポネという人物が活躍したのも不思議な感じです。映画アンタッチャブルでも描かれましたが、結局カポネは1931年32歳の時に脱税容疑で逮捕され、裁判で有罪となり刑務所へ収監される事となります。その後、1939年に約8年の刑期を終え40歳で釈放されましたが、病気もあり最盛期の頃とは別人の様だったそうです。晩年のカポネは家族とフロリダ州に移住し、そこで静かに暮らしていましたが、1947年1月25日肺炎により亡くなりました。48歳でした。カポネが亡くなった2日後の1947年1月27日、ポールハリスもまた亡くなりました。78歳でした。太平洋戦争終結の2年後の事でした。アルカポネが無くなった時ニューヨークタイムスは悪夢の終わりと伝え、また、ハリスが亡くなった時には世界中から多額の追悼の寄付が寄せられたそうです。
ハリスとカポネの直接のつながりや関係は無かったことと思いますが、同じ時代にこれ程までに対称的な人物がシカゴという街で共存した事も歴史を知る上で大変興味深い話であります。今後もっと調べていけば面白い話があるかもしれません。本日は少しだけロータリーに関係ある話をしてみました。本日もよろしくお願いします。