皆様こんにちは。
1月も半ばを過ぎ寒い日が続いておりますが体調の方はいかがでしょうか。相変わらずインフルエンザやコロナに罹ってる人も多いのですが、２年３年ほど前のコロナ禍の時とは違い今は普通に新年会等も開催されていますので、外でお酒を飲む機会なども以前より増えているのではないでしょうか。
さて、今月１月はロータリー月間では職業奉仕となっております。たまにはロータリーの話をしないとまずいので、本日は職業奉仕について少しお話しさせて頂きます。
まずロータリーにはいわゆる5大奉仕と言われるものがあります。
それはクラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕、そして青少年奉仕の5つであります。その中でも職業奉仕はロータリーの金看板であると言われております。それは他の団体には無い奉仕分野であり、いつでも誰でも出来るもので、いわばロータリアンの生活の規範をなすものだからです。
ただ一方良く言われるのが職業奉仕は分かりにくいと言う事です。 
これは他の奉仕部門ではクラブ奉仕がクラブの為、社会奉仕が社会の為、国際奉仕が国際関係の為、青少年奉仕が青少年の為と言うように目的論的な概念であるのに対し、職業奉仕だけが、自己の職業上の手腕を社会の問題やニーズに役立てる為にと言う方法論的な概念として捉える向きがある為ではないでしょうか。また職業とは一般的に、生活の糧を得る為の利潤の追求を目的としており、いわゆる奉仕とは結び付きづらい様な印象を持たれる事もあるのではないかと思います。
職業奉仕の理念については、①職業上の高い倫理基準を保つ事、②役立つ仕事は全て価値の有る物と認識する事、③社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔な物とする事、の3つが挙げられています。職業奉仕も今言いました③にある、各自の職業を高潔な物にすると言う様な職業そのものに向けられた目的論として捉えると理解しやすいのではないでしょうか。
私自身、職業奉仕とはどのような物であるか的確に答えよと問われてもおそらく答える事は出来ません。 
私は建具製作及び取付をする会社を経営し、それを職業としています。例えばあるお客様から、部屋が暗くて寒々しいから今付いてる無地のドアから素敵なガラスが入ったドアに交換して欲しい、と依頼される事があります。そしてドアを製作取付し入れ替えが完了したのちそのお客様から、部屋も明るくなって雰囲気もよくなった、ありがとう、と言われたとします。お客様は私の会社に代金を支払い満足したわけです。単に新しいドアに入れ替えたというだけでなく、ドアを入れ替えた事によって雰囲気が明るくなり家族がそこに集まるようになったなど、今ある家に新たな価値を産む事、それこそが私の職業奉仕なのではないかと思っております。
会員の皆様の職業は様々だと思います。その様々な職業仕事を通じて社会に貢献し、人々の生活を豊かにし、人生に価値を与える事、職業奉仕とはそういった事であると言えるのではないでしょうか。
さて、来週28日は湯本富士屋ホテルにて、毎年恒例の2780地区第9グループのIM合同例会が行われます。ここまでIM担当の大畠会員には実行委員として様々なご尽力を頂きましてありがとうございました。