国際ロータリー第2780地区ガバナー相澤光晴様が公式訪問

 小田原城北ロータリークラブの2013年9月10日の例会に、国際ロータリクラブ第2780地区の相澤ガバナーの公式訪問があり卓話を頂きました。

以下、卓話の内容を要約して掲載させていただきます。
2013年9月10日 
 私の24ヶ所目の公式訪問ですが、小田原城北ロータリークラブはたいへん活発で活力あるクラブという感じがします。活動計画書は「ロータリーとは何か」が分かりやすく、会報のメーキャップ情報も詳しくて感心しました。
 
 本年度の会長・ロン.D.バートンさんは「ロータリーの奉仕では努力すればするほど多くを得ることができる。ロータリーを真に実践し価値観を日々活かすことにより素晴らしい影響をもたらせる。そして人々の暮らしを豊かにしようというインスピレーション・やる気・パワーが湧く。何よりあなた自身の人生が一番豊かになるはず」と言っています。今年度のテーマ『ロータリーを実践しみんなに豊かな人生を』です。
 私はガバナー就任のためサンディエゴで研修を受けて資格を得ました。ロータリーは200ヶ国・地域にわたって241万人の会員が所属しており、地区の数は532です。研修は朝8:30から一つの会場で始まります。民族・言葉・肌の色・服装など様々でインパクトがあり、組織の大きさや多様性を肌身で感じることができました。
 1/14の本会議で初めて今年度のテーマがロン.D.バートンさんから発表されました。自分は一週間の研修の中でこれを受けて、どう解釈して、どう皆さん方に伝えて、何をしていくのか考えました。それが『奉仕の実践と公共イメージの向上を目指す』ということになりました。
 ポール・ハリスはロータリーを創設した時、同じことに関心を持ち、同じことに価値観を見出し、同じような目標や理念を持つ人々が集まるクラブを心に描いたそうです。その価値観を土台として定められたのが3つの優先項目(実践計画目標)「クラブのサポートと強化」「人道的奉仕の重点化と増加」「公共イメージと認知度の向上」です。
 ロータリーを良くしようという構想で始まった戦略計画は2004年にスタートし2007年にほぼ固まり、3年ごとに見直していくことになっています。「地域の人々の生活を改善したいという情熱を、社会に役立つ活動に注いでいる献身的な人々のネットワーク」が10年先50年先のヴィジョンです。
 優先項目の中でも「公共イメージと認知度の向上」の必要性を強く感じます。アンケート調査でも「ロータリーが何をしているのか分からない人が多い」「もっとロータリーを知ってほしい」という声が80%以上を占めました。
 「公共イメージと認知度の向上」には5つの細かい項目があります。「イメージとブランド認知を調和させる」「行動を主体とした奉仕を推進する」「中核となる価値観を推進する」「職業奉仕を強調する」「クラブにおけるネットワーク作りの機会、並びにクラブ独自の主な活動について周知を図るようクラブに奨励する」です。
 「行動を主体とした奉仕を推進する」ためには地域の方々との関わり合いが大切です。私のクラブではミャンマーに井戸を掘る活動をしています。そのプログラム自体は良いけれど、その中で私たちのクラブとミャンマーの村との繋がりが持てていないと感じました。将来的に地域同士で関わり合えることを望んでいます。
 もう一つ大切なのは組織の作り方です。サッカー大会を始めた時、ロータリーの手が離れても継続できるプロジェクトにしたくて、ある小学校のサッカークラブに運営を任せられるように組織を作りました。動き出したら離れるようにできれば、新しいプログラムにどんどん取り組んでいけます。
 「中核となる価値観を推進する」の中核は、奉仕・親睦・多様性・高潔性・リーダーシップです。奉仕活動には理念と実践の調和が大切で、実践の成果がどれだけ社会のニーズに応えられたかで評価されるべきです。
  「公共イメージと認知度の向上」には5つの細かい項目があります。「イメージとブランド認知を調和させる」「行動を主体とした奉仕を推進する」「中核となる価値観を推進する」「職業奉仕を強調する」「クラブにおけるネットワーク作りの機会、並びにクラブ独自の主な活動について周知を図るようクラブに奨励する」です。
 「行動を主体とした奉仕を推進する」ためには地域の方々との関わり合いが大切です。私のクラブではミャンマーに井戸を掘る活動をしています。そのプログラム自体は良いけれど、その中で私たちのクラブとミャンマーの村との繋がりが持てていないと感じました。将来的に地域同士で関わり合えることを望んでいます。
 もう一つ大切なのは組織の作り方です。サッカー大会を始めた時、ロータリーの手が離れても継続できるプロジェクトにしたくて、ある小学校のサッカークラブに運営を任せられるように組織を作りました。動き出したら離れるようにできれば、新しいプログラムにどんどん取り組んでいけます。
 「中核となる価値観を推進する」の中核は、奉仕・親睦・多様性・高潔性・リーダーシップです。奉仕活動には理念と実践の調和が大切で、実践の成果がどれだけ社会のニーズに応えられたかで評価されるべきです。

ロータリーはポリオの撲滅を目指しています。公共イメージ、認知度の向上にはポリオのイメージが強いと思い、様々なイベントでブースを出しています。2018年のロータリー財団100年に向けて、ポリオ撲滅まであと一歩です。また、未来の夢計画も本年度から世界中で実践されます。ぜひご協力お願いします。

ポリオ撲滅まであと一歩

 
 私は若い頃から深謝の心を大事にしてきました。ロータリーで多くの人と出会い、影響しあい、研鑽できることは、深謝の心に通じるものです。まず地域の奉仕から積極的に取り組んでいきたいと思っています。
 

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